蕎麦屋さんのカレー


明治時代に横須賀の海軍から伝わったカレーライスは、東京の蕎麦屋さんでカレー南蛮(そば、うどん)とカレー丼に進化しました。
大正時代から昭和にかけてカレーライスも蕎麦屋さんのメニューに加わります、蕎麦つゆで味をつけるカレー丼とは違い、2番出汁を使って砂糖と塩で味を付ける蕎麦屋さん特有のカレーライスです。出前の時に丸皿を枠で重ねられるように、縁の付いた平皿にご飯の上からかけるスタイルも特徴です。
カレー丼とカレーライスの違い
蕎麦屋さんのメニューを見ると、カレー丼とカレーライスがあります。どちらもご飯の上にカレーをかけるのは同じですが、食べてみると味は全く違います。カレー丼は麵つゆをベースに使い、更にとろみを付けてご飯にかけた醤油味のカレーです。カレーライスは2番出汁をベースに、砂糖と塩で味を付ける塩味のカレーライスです。

 


蕎麦屋のカレーライス

カレー南蛮の作り方

「カレー南蛮の素」を使った明治時代のカレー南蛮レシピ

【材料:1食分】
✔ カレー南蛮の素20g
✔ 蕎麦つゆ(かけつゆ)400㏄
鴨肉50g
長ネギ20g

 


 

蕎麦屋のカレーライス

カレー丼の作り方

無添加の「軽便カレー」で作る鰹だしの効いた醤油味のカレー丼レシピ

【材料:1食分】
✔ 軽便カレー粉15g
✔ そばつゆ(つけ)100㏄
✔ 鶏もも肉50g
✔ 長ねぎ30g

 


 

蕎麦屋のカレーライス

カレーライスの作り方

味付けは塩と砂糖だけの「カレーフレーク」を使った簡単カレーライスレシピ

【材料:1食分】
✔ カレーフレーク30g
✔ かつお出汁170㏄
✔ 豚肉50g
✔ 玉ねぎ30g
✔ サラダ油15g